自宅に眠っている古いブラウン管のテレビって処分に困りますよね。僕の場合は25インチのソニー製のテレビとパソコン用のCRTディスプレイが眠ってたんですが、処分費用を考えるとなかなか捨てきる事ができませんでした。
ちなみにCRTディスプレイの方は14インチくらいで、まだまだ外部ディスプレイとしては普通に使える物だったんですが、ジモティーに1ヶ月近く0円で出品したものの、引き取り手は現れてくれませんでした。
このまま放置してても場所を取るだけでさすがに限界かなと感じたので、ついに処分する事に決定!
最終的に処分したお店や費用などをまとめましたので、少しでも安くしたい人は参考にご覧ください。
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ブラウン管テレビやCRTディスプレイの処分費用について
そもそもブラウン管製品の処分費用っていくらかかるの?って部分ですね。
これは難しい言葉で言うと、特定家庭用機器再商品化法という日本の法で決められています。一般的には家電リサイクル法と言われてますね。
なので、基本的には全国共通の料金になると思います。(地域により若干の差はあるかもしれませんが)。また、メーカーによっても料金に少し差がでる場合もあるようですね。
今回僕が処分したのは25インチと14インチのブラウン管製品なので、25インチが2,916円(税込)、14インチが1,836円(税込)という感じに、サイズでも料金が異なります。
ちなみに今出した料金は法で決められた料金の場合です。今回の僕のように不用品回収業者に処分してもらう場合は料金が違う事が多く、高かったり安かったりするわけです。
ブラウン管製品を処分する方法
処分の方法ですが、ブラウン管テレビ自体がいくら古くても、元々良い製品だったり人気があった製品などは普通に売却する事ができる場合もあります。
えっマジで?と思われるかもしれませんが、一部の人には人気があったりするんですよ。
大げさな例だと、ダイヤルでチャンネルを切り替えられるような昭和のブラウン管テレビなんかは、ただの古いテレビではなくレトロ製品というジャンルになりますので、ビンテージテレビとして逆に価値が高くなったりします。(モノや状態にもよりますが)
まぁ流石にそんな古いテレビをお持ちの方は少ないと思いますが。主な処分方法としては下記の4つがあります。
- ヤフオクやリサイクルショップ、ジモティーで売る
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 支援団体に寄付する
- 家電量販店に引き取ってもらう
1.ヤフオクやリサイクルショップに出品してみる
一番手っ取り早いのは、ヤフオクやリサイクルショップに出す事ですね。ヤフオクの場合はテレビの型番などで検索をかけて、最近の取引を確認しましょう。
もし1円でも取引が成立していたら出品してみましょう。処分費用が0円で済むことになります。取引の履歴が全くない場合でも、同じ年式やメーカーで検索をかけて、取引が完了している案件がないか探しましょう。
最終的にあまり良い結果が得られなくても、とりあえず出品してみるのも手です。1円出品は目立ちますから、もしかしたら入札があるかもしれませんよ。
また、最近人気のメルカリなどに出品するのもありですね。僕はメルカリ自体利用した事はありませんが、1つの選択肢としてはアリだと思います。
リサイクルショップの場合は一度電話で確認しましょう。「1998年式のソニーのブラウン管テレビ、25インチなんですが、無料でも引き取ってもらう事できますか?」というような感じで聞くといいですよ。
全く引き取る気がないお店ならその場で断られますし、興味があるお店なら見積もりに来てくれると思います。上手く利用してみましょう。
ジモティーも使える
僕も何度か利用した事があるジモティーですが、地域密着型の個人間取引サイトです。詳しくは以前に書いた記事をご覧ください。
うまくいけば地元の人が0円で引き取ってくれるかもしれません。僕はテーブルや椅子、デスクなどの家具を有料や無料で処分する事ができました。
2.不用品回収業者を利用する
今回僕が処分した方法は、この不用品回収業者になります。ただ、中には悪徳な業者や不正を働いている業者も数多く存在するようなので、業者の選定は慎重にしなければなりません。
特に、コピーしたようなチラシをポストに1枚入れているだけの業者はあまり良くないと思います。
しっかり自社のサイトを持っていて、産業廃棄物収集運搬業、または一般廃棄物収集運搬業、それと古物商認可などの許可証や番号が明記されているか確認しましょう。
資格もないのに営業している会社はアウトです。なので、チラシ一枚だけで会社がどこにあるかもわからないような業者はもっとアウトというわけですね。
3.支援団体に寄付する
発展途上国などへ物資を支援している支援団体などに寄付する方法です。検索すると、ワールドギフトという団体がヒットしますね。
ただ、リサイクル料金や運搬料金は不要と書いてありますが、見積もりのページまでいくとリサイクル料金と同じくらいの料金が記載されています。だったら同じ事では?と感じました。
まぁ寄付という行為自体に意味があるので、気になる方は問い合わせてみるといいでしょう。
4.家電屋さんに引き取り、または持っていく
購入したお店や、大型家電量販店(ビックカメラやヨドバシカメラ等)でも引き取ってもらう事ができます。
当然、法で決められたリサイクル料金がかかるうえ、送るのであれば配送料や運搬料もかかります。お店にもよりますが、大きいテレビだとリサイクル料金以外にも、送料として1,000円以上は間違いなく負担する事になると思います。
車などでこちらから直接持って行けば、リサイクル料金のみで処分できるとおもいますよ。
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今回利用したお店!おまかせリサイクルは19インチ以下のテレビが1,000円!
さて、今回僕が利用した不用品回収業者ですが、おまかせリサイクルという大阪にある会社です。なぜここを選んだのか?ですが、なんと19インチ以下のテレビを1,000円で回収してくれるというのです!
えっ安!と思いました。と同時にアヤシイなぁとも感じましたけどね。で、よくサイトを見てみると、1点のみの場合は+1,000円いただきますとの事。
だから、実際には19インチ以下のテレビを回収してもらうだけでは2,000円という事になり、リサイクル法で決められた料金と同じくらいかかるというわけですね。
ちなみに25インチのテレビは3,000円になるので、これもリサイクル法と同じ料金です。しかし!この2つを同時に処分すると、2点となり+1,000円を余分に支払う必要がなくなるのです。
まとめると、14インチ(1,000円)と25インチ(3,000円)なので、合計4,000円です。どうです?普通に処分するより安いでしょ。通常であれば5,000円かかっていたところが運搬料なども込みで4,000円です。
でも、「そのお店大丈夫なの?」「対応とかちゃんとしてるのかな?」なんて声が聞こえてきそうなので、軽くレビューしますね。
申し込み方法について
申し込み方法は簡単で、まずはフリーダイヤルの電話で軽く見積もりします。電話をかけてテレビのサイズとメーカーを知らせるだけで料金を教えてくれます。
料金に納得できたら、あとはサイトから集荷の依頼をかけるだけです。住所と集荷希望日時を入力して完了。簡単です。
スタッフの対応について
僕は午前中に集荷希望として依頼をしました。9-12時まで幅があるため、いつ訪問されるのかかわかりませんでしたが途中で電話があり、「あと20分くらいで到着します」との事。こういう対応はありがたいですね。
また、テレビ自体は自宅の前やマンションの下まで降ろす必要はありません。台車を持って家の前まで来てくれますので、玄関前まで出せばOKだと思います。
部屋の中にあるテレビを運び出してくれるかどうかまではわかりませんが、そこは電話で確認した方がいいですね。また、裸のまま持って行ってくれますので、テレビ自体を梱包する必要はありません。
対応中に「ついでにこれも持って行ってくれませんか?」とお願いした簡単な小物家電なども快く引き受けてくれて、対応自体はとても良かったです。
ただ、訪問時に名刺などを渡してくれなかったので、こういった仕事(不用品回収業者)であれば、率先して名刺や連絡先を渡したほうが、お客の信頼を得られる気がしますね。
名刺がないと人によっては「本当におまかせリサイクルの人なのかな?」って思う人もいそうですし。
ちょっとしたトラブルもあった
テレビを回収してもらった後、少しトラブルがありました。領収書を貰えなかった事です。これは僕が話の途中で回収希望の不用品を増やした事も悪かったのかもしれませんが、その場で領収書を発行してもらえませんでした。
まぁ僕も領収書の事を忘れていたので、発行してくださいとは言ってませんが。
その30分後くらいに領収書を貰ってない事に気づき電話すると「忘れてました」という事で後日郵送で送ってもらう事になりました。おそらく普段はお客さんから請求しなくても自発的に発行していると思います。
不用品回収業者は探せば安いところもある
今回は大阪のおまかせリサイクルという業者を利用しましたが、大阪以外のお住いの地域でも沢山の業者が存在すると思います。
だいたい似たり寄ったりの料金だろうと思ってしまいそうですが、サイトをよく読んで比較すると、回収してもらう点数が多かったら割引するなど、独自の料金システムで営業しているお店は探せばあります。
少しでも安くしたいのであれば、ネットで探してみるといいですよ。