みなさんはオフィスチェアを何年くらい使ってますか?椅子の寿命ってだいたい座面が汚れたり消耗する事で買い替えになると思います。
僕は今まで自分で買ったオフィスチェア(デスクチェア)は4脚あり、2017年8月に購入した今使っているオフィスチェアが4代目になります。(ここは脚じゃなくあえて代ね)
どの椅子もやっすい安物で、一番新しいオフィスチェアでも7,000円もしないくらいです。でもね。3代目のオフィスチェアを購入した時に色々と気づいてしまったんです。
その気づきを記事にてまとめましたので、これからオフィスチェアを購入予定の人や、新しいのはどんなものにしようか迷っている人の参考になればと思います。
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3,000円クラスのホームセンターで売ってそうなオフィスチェアはやめとけ!
はい。これ初代です。初代を購入したのは確か20年くらい前ですね。ちなみに今も家にあります。おいおい超長持ちじゃん!と言われそうですが、まぁ普通に座る分には使えます。
しかし、やはり寿命が短いんですよね。ちなみに3,000円クラスのホームセンターで売ってるような安物のオフィスチェアってこんなかんじのやつね。
知ってますよね?このタイプの回転チェアーというかデスクチェアーというかなんというか。回転部分やキャスターもほとんどがプラスチックでできてて、まぁ脆いんですわ。
ちなみに最終的に壊れた箇所はこんな感じ。
- 背もたれが割れた(プラスチックのため)
- 背もたれのクッションがヘタってネジ山が背中に当たって痛い
- 座面のクッションがヘタってネジ山が出てきてケツが痛い
- シリンダーのガスが抜けてしまって座るとすぐに一番下まで下がる
使用頻度にもよりますけど、だいたい2年くらい使ったところでこれくらい壊れました。背もたれが割れたのは3年目くらいですかね。
まぁ短期間で使い潰す予定だったり、滅多に座らないという事であればこれくらいのグレードでもいいんですが、とにかくすぐに壊れやすいので注意が必要です。
レザータイプのちょっと豪華に見える社長が座ってそうなオフィスチェアはやめとけ!
この見出しでもうどんな感じかわかります?わかりますよね。こんなやつね。ちなみにこの手のオフィスチェアは楽天市場やAmazonでも1万円以下、下手すりゃ6,000円前後で購入できます。
僕は確かホームセンターで8,000円くらいで購入しましたね。何がダメかって?それはレザーがすぐにやぶけるんですよ。座面も背もたれも同じです。これ安いやつはほとんど合皮ですからね。
僕は確か3年くらい使用した後に徐々に剥がれてきて、剥がれたレザーのゴミがあちらこちらに散らばります。もう最悪です。ちなみに剥がれる場所は座面と背もたれ両方で少しずつボロボロ剥がれるので、掃除はキリがありません。
ちょっと高めの良い製品購入すれば大丈夫なんじゃ?と思われそうですが、レザーであればいつかは必ず剥がれる運命です。最初からカバーをかけて大事に使用すれば数年経過してもそれなりに使えると思いますが、そんな綺麗にカバーをかけられる形状はしてないので現実的じゃありません。
また、機能的に問題なくても、見た目的に皮が剥がれかけているオフィスチェアはみすぼらしいですよね。そんな理由から、おすすめしません!見た目が豪華で社長っぽいからという理由で手が出そうになりますが、ボロボロになってしまっては魅力もゼロですよ。
まぁボロボロになったらすぐに買い替えればいいという考え方であれば全然OKです。3年くらいは問題ないと思いますので。
メッシュタイプのオフィスチェアは掃除不可!人気があって安くてカッコいいからってだまされるな!
さて、お次は会社で使うオフィスチェアから家庭用のデスクチェアとしても人気が高い、メッシュタイプのオフィスチェアです。
僕が座ってきた椅子の中じゃおそらく一番長く愛用してきました。愛用してきたからこそ、そのデメリットもしっかり感じとれました。
僕が購入したのは2009年頃、確かニトリで8,000円くらいでした。両サイドのひじ掛けの高さを自由に変更、左右にも稼働するという部分に惹かれて、憧れであった初めてのメッシュチェアという事で購入しました。
最終的に2017年まで使ったので約8年間ですね。なかなか長持ちしたと思います。
メッシュタイプのオフィスチェアってこんなかんじのやつね。
楽天市場やAmazonじゃまーよく見ますよね。家庭用オフィスチェアといえばコレ!みたいな感じあります。でもね。こいつ地味にデメリットあるんです。
こちらの写真をご覧ください。僕が8年間使ったあとのオフィスチェアです。
おわかりいただけただろうか...
座面に白い点々が見えますよね。これね。全部ゴミとか食べカスとかフケとかホコリなんですよ。えっ拡大画像が見たい?
きたねぇもん見せんなやゴルァ
と言われそうですが、すみません。そういうブログなんで。
ちなみに、それなりに綺麗に使えばもう少しマシだとは思いますよ。僕は独身男の一人暮らしで使ってたからこれだけ汚いんだと思います。
そりゃ風呂上りにパンツ一丁で座りもしますし、この椅子の上でスナック菓子バリバリ食べますし、背中や頭が痒いとボリボリ掻きむしりますよ。
その結果がこれです。
ここで賢い人なら、座布団を敷いて小まめに掃除したらそれほど汚れませんよね。と思うかもしれませんが、甘いです。
メッシュタイプは一度ゴミが中に入り込むと、まず取れません。
座面が取り外し可能であれば、ベランダでパンパン叩いて多少はゴミを出す事ができたかもしれませんが、外せない座面を掃除する事、中まで入り込んだゴミを取り除く事はまず不可能なのです。
座布団を敷く事は確かにかなり対策になると思います。でも、ベッドのシーツを替えた事ある人ならわかると思いますが、どれだけ布で守っていても何故か髪の毛や謎のゴミがシーツの下まで入り込んでいるんですよ。
これと同じことがメッシュタイプのオフィスチェアでも発生します。座布団を置こうがいつかは白い点々混じりの座面になってしまうのです。
そしてもう1つ、僕は大丈夫だったんですが、飲み物をこぼすと完全にアウトです。ゲロとかこぼした日にはもう使えないと思った方がいいですね。
メッシュタイプは水分をよく吸収します。そりゃ通気性良くするためのメッシュで穴空いてますからね。当然です。お茶や水であればまだいいですが、コーヒー牛乳とかお酒とかこぼしたらやばいです。
まぁそんな感じで、メッシュタイプはやめとけ!って事です。
ちなみに8年間使うと流石に座面のクッションはへたりますね。まぁ使えなくはないレベルでしたが、ペッタンコになってました。
また、ひじ掛けも、左側に体重をかける癖があったため、6年目くらいに中の金属が折れました。これは僕の落ち度ですね。
もしメッシュタイプのオフィスチェアを長く使いたいなら、椅子の上で飲み食いしない、オ〇ニーやセッ〇スしない、パンツ一丁とか肌の露出が多い格好で座らない、肌を掻かないなどのルールを守りつつ、座布団やクッションをセットしましょう。
そして、小まめな掃除ですね。毎日とは言いませんが、3日に1回くらいは掃除機で軽く掃除してやりましょう。そうすればある程度綺麗な状態をキープしつつ長く使えると思います。
長く利用したいならファブリック素材のオフィスチェア!おすすめできる3つの魅力を紹介!
さて、ようやく最後のオフィスチェアの紹介です。これは今現在も使っている、2017年8月に購入した4代目のオフィスチェアです。購入したのは楽天市場で、LOWYA(ロウヤ)というお店から購入しました。
今まで安物→レザー→メッシュと買ってきて、どのタイプを購入してもまた同じデメリットを感じるだろうと思い、これらすべてのデメリットをある程度カバーできるタイプのオフィスチェアを探しました。
そこで見つけたのが、ファブリック素材のオフィスチェアです。言ってみればナイロンやポリエステル等を使った布張りのオフィスチェアですね。
まぁ僕はあんまり素材に関しては詳しくないので、とりあえずファブリックタイプであればなんでもいいかなという感じで探しまくりました。
探したところ、価格的にも見た目的にも、クッションの厚さ的にも合格ラインだったのがこの椅子だったのです。
実物はこんな感じです。どうです?ガッツリ布張りでしょ。食べかすが入り込むような大きな隙間はありません。あと、完全にブラックじゃないから、ホコリが目立たないんです。ここもポイント!
写真だとちょっと安っぽく見えますが、クッションが分厚い分、3000円くらいの安いオフィスチェアの感じとはまた違います。(素材は同じ感じだと思いますが)
ファブリック素材がおすすめできる3つの理由
ここからはファブリック素材ならではの魅力を伝えます!
〈1〉3,000円レベルの安物とは造りが違う
一番最初に紹介した3,000円レベルのオフィスチェアとは造りが違います。まぁ8,000円前後のレザーやメッシュタイプもこれは同じですが、5年程度使ってもガタがくることはないと思います。
クッションはそれなりにヘタると思いますが、さすがに3,000円レベルの椅子と比べると全然違いますよ。
〈2〉レザー素材のように経年劣化を感じにくい
レザータイプは2-3年で皮が剥がれ落ちると言いましたね。あれはどうしようもありませんが、ファブリック素材にそんな心配はありません!
そりゃ糸くずが出たり毛玉が出たりする事はあるでしょうが、剥がれ落ちたりヒビが入ったレザーと比べたら見た目的にはなんの問題もありません。よって、長く使っていく事ができるのです。
同価格帯のレザーと比べたら、確実に寿命は長いと思いますよ。
〈3〉メッシュタイプのようにホコリや食べかす汚れがつきにくい
メッシュタイプのように穴が空いているわけじゃないので、ゴミやホコリが溜まりにくいです。大きな食べかすなどは中まで入りこまず、掃除機で簡単に掃除ができます。
長く使っていくとメッシュタイプは汚れが目立ちますが、ファブリックタイプであればそれほど気にしなくてもよくなります。
ファブリック素材のオフィスチェアにもデメリットがある
ファブリックタイプのオフィスチェアめっちゃええぞ!と言っても、やっぱそれなりにデメリットもあります。そりゃね、完璧なオフィスチェアなんてありませんよ。
水分に弱い
これはメッシュタイプと同じですが、布なんでしっかりと水が染み込みます。ジュースやお酒、コーヒー牛乳なんかこぼしてしまうと中まで染み込んでしまって、完全に掃除する事は不可能です。
このへんは染み込まずにサッと掃除できるレザータイプに軍配が上がりますね。
この椅子の上で飲み食いする時は、食べ物はいいですが飲み物だけは注意するようにしましょう。
通気性が悪いため蒸れやすくて暑い
背もたれはメッシュですが、座面は布張りのため通気性ゼロです。まぁ冬場はいいかもしれませんが、夏場はメッシュタイプと比べて暑く感じるでしょうね。
座布団を敷かないと汗で汚れやすい
ハーフパンツで座る人は要注意です。蒸れやすいので太ももの汗とかしっかり吸収してしまいます。そして掃除はしにくいので、見えない汚れが蓄積されます。
定期的に濡れた雑巾で拭いてあげるか、ファブリーズ的なやつでシュッシュしてやらないと、いずれ臭くなります。
このオフィスチェアを検討している人にレビュー
あんまりいないとは思いますが、このロウヤのファブリック素材のオフィスチェアいいなぁ...なんて思ってしまった人に簡単にレビューしたいと思います。
まず、両サイドのひじ掛け、これがけっこうチクチクします。まぁすぐ慣れますけどね。あと座面と同じく通気性が悪いため、夏場だとひじ掛けに腕を置いているだけでちょっと暑く感じるかもしれません。
チクチクもすぐに慣れますし、新品だからこそチクチクするだけでいずれは解消されると思います。
あと、ひじ掛けの高さが若干低いです。僕は以前使っていたオフィスチェアはひじ掛けの高さを調節できたんですが、これは調節機能自体がないので、低いのが少し不満です。
最後に、新品を購入したにもかかわらず、背もたれに寄りかかるだけで椅子がギシギシ...ギーギー鳴り、うるさかったです。シリンダーの油切れなので、KURE 5-56などの潤滑スプレーがあればすぐに改善します。
まぁこのロウヤの椅子に限ったデメリットで言えばこんな感じです。あとは上で書いたファブリック素材ならではのデメリットも覚えておいた方がいいですね。
まとめ
ファブリック素材のオフィスチェアは、安物のようにチープな作りではなく、レザー製のように2-3年で皮が剥がれ落ちる事もなく、メッシュタイプのように隙間にゴミやホコリが入り込まない攻守においてバランスが取れた椅子なのです。
長く愛用したいと考えている人はファブリックタイプをおすすめします。他のタイプは3年ぐらいから使用に耐えられない何かが見えてくると思いますよ。(もしかしたらファブリックタイプも3年後にデメリットあるかもしれませんが)
まぁ僕が購入しているのは全て1万円以内、いや8,000円以内のゆーてもかなり安物ばかりなので、10万円以上の椅子であればまた使い方や、耐久性などは違ってくると思います。
でも、自分の部屋で使うオフィスチェアって5年くらいはもたせたいですよね。壊れたら買い替えたらいいってのもわかりますが、座り慣れるまでにも少し時間かかりますし。新しく購入する椅子が果たして自分に合うのかどうかもわかりませんしね。
あと、地域によったら捨てるのにもお金かかったりしますよね。そんなことから、オフィスチェアを購入する時はなるべく失敗してほしくないんですね。
ただカッコイイとか人気があるとか定番だとかそういう理由じゃなくて、実際に色んな椅子に座ってきた僕の意見も、参考にしてもらえればと思います。
以上!