暖かくなってくる春過ぎは出会いの季節でもありますね。基本的に自宅では出会いなんてありませんが、毎年毎年黒くて茶色いヤツとは出会ってるって人、多いんじゃないでしょうか。
そう、ゴッキーことゴキちゃんです。えっ可愛く言ってもダメ?じゃあ普通にゴキブリで。いやな響きですよねほんと。
そのゴキブリの対策方法、同じマンションに7年近く住み続けている僕の知識を記事にしたいと思います。
まぁ対策と言っても、マンションの作りや階層、間取り、周りの環境や住居人の生活などによってゴキブリの発生具合はかなり変わってきますので、あくまで参考程度に。
木造アパートの人はちょっと参考にならないかもしれません。
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餌になるものを放置しない
一番基本的な事ですが、餌を置くなという事ですね。ゴキブリの餌ってホント多くて、何気ない物でも餌になりやすいです。というか基本的にプラスチック系以外であればなんでも食べます。
- 食べ残しや飲み残し
- 食品袋に付着した残り
- 髪の毛や爪などの人間の皮膚
- ほこり、石鹸、紙など
食品から出るゴミに注意
食べ残しや飲み残しは放置せずに、すぐに洗ったり片づける事が大切です。一人暮らしだと中々小まめにできないんですけどね。まぁ真夏にゴキブリとひと夏のアバンチュールを経験したい人は放置でOKです。
ゴミに付着した食品の残りカスも要注意です。ポテチの袋、アイスの蓋、その他どんな食料品でも開封したらゴミが出ますけど、そのゴミ自体が食べ残しみたいなもんですからね。
ゴミ箱に入れて放置するだけでゴキブリが集ってきますので、各ゴミ箱のゴミはなるべく小まめに回収、そして早めに捨てる事が大事です。
食品以外も餌になる
食料品から発生するゴミを対処してもまだまだ安心できません。爪、髪の毛、ほこり、石鹸、紙類など、ゴキブリはプラスチック系以外ならなんでも食べます。
とはいえ、家の中からこれらを全て無くす事は不可能です。爪はなんとかできても体毛は常に抜けてますし(ハゲじゃねーぞ)、紙を無くす事も難しいです。ほこりなんか0にする事は絶対無理ですよね。
小まめな掃除で清潔な部屋をキープする
爪、髪の毛、ほこり、石鹸、紙類などの対策には、掃除をして綺麗にする事です。完璧には出来なくてもいいんです。なるべく清潔な部屋をキープするよう心掛ける事で、予防になります。
面倒ですが、やるとやらないとじゃゴッキーとのエンカウント率が全然違ってきますので、ゴキブリを倒す技術を磨いて経験値を稼ぎたい人以外は掃除をして、清潔な部屋を保つと良いです。
侵入経路を塞ぐ
侵入経路を塞ぐ方法も効果あります。一軒家やファミリーサイズのマンションだと難しいですが、ワンルーム程度のマンションなら外から侵入できる場所を特定する事は容易です。
ちなみに僕のマンションは1LDKで40平米くらいあるのでわりと広めなのですが、頑張って部屋中を調べましたよ。
主な侵入経路は下記。
- 24時間換気システム
- エアコン
- 換気扇(台所、トイレ、風呂)
- 排水溝(風呂、台所)
主に換気システムと排水溝になりますね。エアコンは排水ホース、排水ドレンと呼ばれるダクトから這い上がってきます。
換気扇の塞ぎ方
換気扇の塞ぎ方ですが、まずはフィルターがついているかどうか確認します。そこで、網目の小さいフィルターが張って有れば問題ないですが、中型のゴキブリが侵入できるくらい網目が大きいようなら、フィルター自体を張り替えるなどして、侵入できないようにします。
また、網目の小さいフィルターでも、フィルターと換気扇との隙間が実は大きく開いてたりする事もあるので、見た感じでゴキブリが入り込めそうならテープなどで目張りしてしまいます。
フィルターはこういうやつね。24時間換気システムがついてる住宅だと、風呂トイレ台所だけじゃなく、部屋中の至る所に換気扇がついてるので、全て塞ぐ必要があります。
排水溝の防ぎ方
排水溝も基本的には同じで下から這い上がってくる事があるらしいので、網目の小さいネットなどを被せて侵入できないようにします。
こういうやつね。これらは100円ショップでも購入できるので、サイズを測ったうえで買いに行くと良いですよ。特に排水溝のサイズは場所によってサイズ違いますからね。
エアコンは対策しにくい
問題はエアコンです。排水するホースから侵入しやすいです。また、室内にいるゴキブリも、暖かいという理由でエアコンに集まる可能性も高く、夏にいきなり冷房をつけたらワッサーって...
エアコンの対策は、排水ホースに防虫カバーをつけてやるか、ホース自体を地上から浮かせてやると、虫などの侵入を防げます。
ただ、この手の対策品を使うと、ホースがゴミなどで詰まりやすくなり、排水が上手くいかなくてエアコンが傷んだりする可能性があるため、小まめなチェックをする必要がでてきます。
駆除剤やトラップを使う
まぁ一番手間のかからないやり方がこれですよね。ちなみに僕はホウ酸団子やブラックキャップを仕掛けつつ、殺虫剤を常備しています。
- ゴキブリホイホイ
- ホウ酸団子
- ブラックキャップ、コンバット等
- 殺虫剤
- バルサン
どれが効果的とかそのあたりについては紹介しませんが、これらのトラップや駆除剤を置く事は簡単な対策方法になりますね。まぁ対策と言うよりかは発生した後の駆除方法ですが。
デメリットとしては、この手の薬はわりと高いんですね。少なくとも安くは無いです。大量に買い込むと結構なお値段がしますので、購入する時は効果や持続性、口コミなどを見てからにした方がいいです。
殺虫剤を置く場所について
僕は突発的にゴキブリが発生した時用にゴキジェットプロを買ってますが、置く場所に注意が必要です。せっかく使いたい時に手元になかったら、取りに行ってる間にゴキブリ逃げちゃいますからね。
また、買ったはいいがどこに置いてあるか分からない場合もありますよね。それを回避するためにも、置く場はかなり重要です。
僕は自分がいつもよく居る場所で、すぐに手の届く範囲に1つ置いてます。もう1つはゴキブリが発生しやすそうで、1つ目の殺虫剤とそこそこ距離が離れている場所に置いてます。
ゴキブリを見つけたら目を離さなくても取りに行ける位置に置くと、対処がしやすいです。
まとめ
これまでの対策方法をまとめると、ゴミなどはすぐに捨てるなどして常に部屋を綺麗にしつつ、外からの侵入経路を塞ぎ、予防として駆除剤を撒く。
そして突如現れた時用にスプレータイプの殺虫剤を手元に置く、という感じですね。
ちなみに実体験になりますが、僕は今のマンションに7年近く住んでます。新築だったにもかかわらず初日にエアコンからゴキブリが出ました。
そして次は台所、最後はトイレに中ゴキが死骸で見つかりました。これが住み始めてから約2週間のうちに立て続けに発生したので、もう対策しまくりましたよ。
その結果、その後は全く見る事が無くなりました。部屋は食べ残しやゴミを放置したりと、わりと汚いほうなんですけどね、侵入経路自体を完全に塞いでしまえば案外ゴキブリは増えないのかもしれません。