会社の厚生年金から脱退すると、強制的に加入となる制度の1つが国民年金です。その国民年金関連の手続きですが、基本的にはどこでするんだろう?
厚生年金から国民年金に切り替える手続きは市区町村の役所で出来ますが、その他支払いに関してや細かい手続きって役所でも出来るのかな?と思い、実際に年金事務所に行って聞いてきました。
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基本的な手続きは市区町村の役所でも出来る
年金事務所の方いわく、基本的には管轄の市区町村の役所でも、年金の手続きが出来るそうです。
役所には必ず保険年金課とか、国民年金課というような「年金窓口」があり、そこで基本的な業務を行えるようになっています。
そして、内容によってはその場で手続きを完了する事ができるみたいですね。例えば僕が行った、厚生年金脱退からの国民年金の加入手続きなんかもその一つです。
手続きの内容によっては郵送になる
基本的な手続き以外の、少し複雑だったり込み入った手続きに関しても受付は出来るようですが、これらはその場で完了する事が出来ず、後日郵送という形になる事が多いようです。
役所によってもその辺は違うそうですが、年金手帳の再発行などは後日郵送になるようなので、手元に来るまでに時間がかかります。
役所ではどのような手続きが出来るのか?までは詳しくわかりませんでしたが、受付や申請は出来ても役所から年金事務所に依頼をかけて郵送、というような流れになる事が多いとの事です。
管轄外の年金事務所でも手続きは出来る
現住所と年金事務所の関係ですが、管轄が違っても手続き自体は出来るようです。この辺は役所と年金事務所の関係と同じですね。
例えばA市在住で、A市を管轄している年金事務所Bだけでなく、C市を管轄している年金事務所Dでも手続きは可能という事になります。
手続きの内容によっては郵送になる
管轄外の年金事務所での手続きですが、こちらも役所と同じく手続きの内容によっては郵送になる事があるようです。
手続きの受付自体は出来るけど、書類発行やその書類が手元に来るまでには時間が必要になるパターンという事ですね。
急ぎの場合は管轄の年金事務所へ行けば確実
前述の通り、管轄外の年金事務所や市区町村の役所でも国民年金関連の手続きは出来ますが、やはり一番早いのは管轄の年金事務所のようです。
特に、書類がすぐに必要という場合などは必ず管轄の年金事務所へ行くようにしましょう。手続き内容によっては管轄の事務所であっても郵送の場合はあるでしょうが、それを管轄外の事務所ができるわけありませんから。
相談だけなら役所でもOK
年金に関しての相談だけなら、役所の年金窓口で受け付けているようです。あくまで相談だけですが。「これってどうなの?これってまだ支払えるの?」など、ちょっと聞きたい事や調べたい事などは役所でも問題無いという事ですね。
相談だけなのでその後手続きをしたい!という事になると、先ほども述べた通り時間がかかる事になります。最初から手続きも済ませる予定であれば、管轄の年金事務所に行った方が確実でしょう。
まとめ
年金関係の手続きは案外自由に出来るようですね。手続きをスムーズにするためには、とりあえずどんな疑問があるのか、どんな手続きをしたいのか明確にした上で、まずは役所などに電話で聞いてみると良いと思います。
その時に、職員の方が「それは手続きできますが郵送になる」と言われれば年金事務所へ。「役所でもその場で手続きの完了、書類の発行ができます。」という事であれば役所で済ますと良いと思います。
まぁ自宅から年金事務所の方が近かったら、迷わず年金事務所にGOですね。