2016年8月に発生した台風10号などの影響で、北海道産のジャガイモ不足が発生しているようです。
これにより、一部のポテトチップス商品が品薄どころか、販売休止や販売終了にまで至っており、日本全国で買占めなどが横行する、ちょっとしたポテチショック状態になっています。
ちなみに国産全体のジャガイモの生産量割合は、北海道が70%以上を占めており、国産のジャガイモを仕入れている業者は軒並み今回のポテチショックの影響を受けるようです。
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品薄になっているポテトチップス商品とは
今回のポテチショックにより影響を受けているポテト商品と言えば、ニュースでも話題になっているカルビーの「ピザポテト」が有名ですね。まぁ僕はあまり好きじゃありませんけど。
全サイズで販売休止どころか、ピザポテト以外の合計33商品の販売も一時的に販売を終了するようです。主な商品としては、ピザポテト、ポテトチップス、堅あげポテトなどがあげられます。
ちなみにカルビーだけじゃなく、湖池屋のポテトチップスなども一部の商品が同じように販売中止になるようです。国産のジャガイモを使用しているポテトチップス系は軒並みアウトという事ですね。
カルビー商品についてはこちらで販売休止や終了商品などの情報について確認が出来ます。
販売休止時期と再開時期はいつ?
販売休止になる時期としては、カルビー曰く2017年 4月中旬との事ですが、これだけ全国的にニュースになっている時点で、すでにスーパーなどでは買占めが横行しています。(日本人らしい動き)
よって、この記事を書いている今現在、2017年 4月12日時点ですでに販売休止どころか、市場では品薄状態になっていて、購入するのは難しくなっていると思います。
再開時期については未定で、目途が立ち次第またニュースで報道されるでしょうが、しばらくは食べられないものと思った方が良いんじゃないかなと。
転売屋からは買わないように
品薄をいい事に即座に買占めをし、さらに品薄状態にする転売ヤーという輩がいます。その素早い行動力に関しては称賛に値しますが、やってる事はダフ屋行為です。
ヤフオクやメルカリなどで販売しているようですが、その売り文句も消費者を煽るように、しばらく食べられなくなる!など品薄状態を強調しています。
本当にポテチが好きな方は買ってしまいそうにはなるでしょうが、買えば調子づいてどんどん買占めが横行しますので、買わないように!
他の業界への影響はあるのか
他の業界への影響はどうなのか、少し調べてみました。例えば、マクドナルドなどのファーストフード店ですね。
どうやら、ファーストフード店で使用しているジャガイモは国産ではなく外国産が多いらしく、特に大きな影響はないようです。
また、カルビーや湖池屋のポテトチップス以外で人気のあるチップスターについては、外国産のジャガイモを使用のため、こちらも影響がないとの情報です。
参考 チップスターおいしさの秘密|チップスター|ヤマザキビスケット
消費者としての行動
ハッキリ言って、テレビなどでもそうですがマスコミが大げさに取り上げすぎなんですよね。
市場にどんな影響があろうが、消費者が困ろうが、結局のところ視聴率という数字さえ取れれば良いという考えなのか、過剰に報道している感があります。
スーパーなどに並ぶ国産ジャガイモ自体ももしかしたら品薄になり高騰するかもしれません。でも、普段通りにしていればそれほど騒ぐことでもないはずです。まぁ販売しているスーパー側も「品薄です!」って足を運ばせようと煽っているかもしれませんけど。
特に普段からポテトチップスに関心が無い方は、普段どおりでいいと思います。多少ジャガイモが高いな、とか今日は販売されてないな、と感じても無理に高いものを買う必要はありませんから。
確かに人間の心理的には、食べられなくなると思ったりプレミア感があると、どうしても手を出したくなります。僕もそういうのに弱いのでよ~くわかります。でもそこはグッと我慢で。
元々ポテトチップス自体が大好きで、毎日毎日よく食べるという方は確かに気の毒かもしれませんが、これを機に自分で作ってみるというのもありかもしれませんよ。
まぁ販売されている商品に比べたらそりゃ味は全然ダメかもしれませんけど、作り方はクックパッドなどで調べればレシピはいくらでも出てきますからね。